【内容紹介】小児の画像診断は難しいといわれる.小児専門施設ではありふれた疾患であっても,総合病院に勤務している放射線科医にとっては経験したことがなく,何をレポートに記載すべきか戸惑うことも多い.本特集は,主に小児を専門としない総合病院勤務の放射線科医への指南書として、知っていると今後役に立つ機会があると思われる疾患や所見について,クイズ形式で出題し解説していくcase-based reviewとして編集した.症例は基本的に2ページで完結し,実用を重視して臨床的意義や診断するうえで役立つ鑑別疾患,理解に役立つ関連する疾患などを中心に平易に解説する.
【本書の特徴】
・総合病院勤務の,小児疾患に苦手意識のある放射線科医でも知っておかねばならない,知っておいて損はない疾患を各領域から症例ベースに合計58をピックアップ.
・症例はクイズ形式のcase-based reviewで,気軽に読める.
・症例はそれぞれ2?3p完結で読みやすく,解説は実用を重視し臨床的意義や診断するうえで役立つ鑑別疾患,理解に役立つ関連する疾患などを中心に行う.
目次:1.中枢神経・脊髄領域/2.頭頸部領域/3.胸部領域/4.心・血管系領域/5.腹部(泌尿器以外)/6.泌尿生殖器領域/7.骨軟部領域/8.全身性領域、その他/9.胎児MRI
【対象年齢】20歳代,30歳代,40歳代,50歳代,60歳代,70歳以上
【追加情報】
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序文