【内容紹介】

支援のヒントは現場にあり! ! 　多くの現場で活用され、経験から生まれた実践書のアップデート版

子どもの不適応行動や学習困難に対して、全国の教員・保育士から寄せられた対応策3300以上を問題ごとに整理。子どもに合いそうなもの、すぐできそうなものを試すだけ。初版から事例を大幅に追加し、使用例も紹介します。
《例》
●対人関係がうまくいかない
教室で、不適切なコメントをしたり物音を立てたりする
他の子どもと過度な身体接触をする
…など
●グループ内での不適切な行動
グループ活動において、参加しようとしなかったり、不適切な行動をとったりする
…など
●決まりやルールを守らない
許可なしに席から離れる
指名されていないのに、うっかり答えを口にしてしまう
…など
●通常の状況下でも不適切な行動をする
動き回る
極度に興奮する
…など
●元気がない、うつの気分
無断で欠席をする
かんしゃくを起こす
…など
●記憶、抽象的概念、一般化、整理などが苦手
集中することができない
聴覚的・視覚的記憶の困難さが見受けられる
抽象的概念を理解することが困難
…など
●気になる学業上のふるまい
宿題を提出しない
課せられた活動の準備をしない
作業に集中できない
…など
●聞き取ることが苦手
口頭での指示を理解することができない
他の子どもが話していることを聞き取ることができない
…など
●話すことが苦手
話し言葉の語彙数が限られている
話す際に、文章を完成させたり、考えを完全に表現しきることができない
…など
●読むことが苦手
読書をしている際に、どの場所を読んでいるかがわからなくなる
よく似た文字や単語を区別することができない
…など
●書字・つづり字が苦手
文字を写したり書いたりする際に、正しく（形を）書くことができない
ルールに従って文字をつづることができない
与えられたスペース内に書くことができない
…など
●数学上の計算が苦手
文章問題を解くことが困難
分数や小数点を含む問題を正しく解くことができない
長さなどの測量を含む問題を正しく解くことができない
…など
●社会技能・コミュニケーションが困難で苦手
他の子どもと遊ぶことが困難
自分の行動が他の子どもに影響を与えることが理解できない
…など

【対象年齢】

20歳代,30歳代,40歳代,50歳代,60歳代,70歳以上