【内容紹介】ビジネスやダイエットなど、幅広いジャンルで注目されているマインドフルネス。
今注目されている、子ども向けマインドフルネスは、注意や思考をコントロールして身体感覚への気づきを深め、心理的健康の増進やパフォーマンス向上を目指すことができるといわれている。
イギリス、アメリカ、オランダなどの教育先進国では、子ども向けマインドフルネスの教育プログラムが開発され、多数の学校で採用されている。なかでも、イギリスのMiSP(Mindfulness in Schools Project)という教育団体が開発している「.b(ドットビー)」というプログラムは、世界各国で多くの子どもたちが受講している学校向けのプログラムで、抑うつの低下やウェルビーイングの向上等、子どもたちの心身の健康に寄与する多数のエビデンスが報告されている。
この絵本の作・監修は、このイギリスのプログラムを日本に導入し、滋賀大学で研究している芦谷道子氏。日本発のマインドフルネス絵本として、この『まほうの まねっこ』のアクティビティの考案と物語の制作に取り組んだ。
今回のテーマは、「イライラ」「怒り・かんしゃく」「はしゃぎすぎ・落ち着かない」。くまちゃん、ねこちゃん、わんちゃんが、「まほうの まねっこ」を行って、気持ちが変わっていくお話。保護者向けコラムで声かけのヒントや遊び方のステップアップも紹介している。
<モニターの声>
娘たちは「おもしろーい。簡単にできていいね」「すっきりする」と楽しんでいます。特に「ぎゅー」のページは、優しい気持ちになれると気に入ったようです。私もウザい、嫌だと感じていた子どもの行動が愛おしく思えてきて、マインドフルネスの影響を受けたと思います。親子でいっしょにまねっこして、自分の感情と上手に付き合っていきたいです。(7歳、9歳の保護者)
うちの子は、動物のまねっこにハマりました!それだけでなく、登場人物の怒ったり泣いたりのシーンまでまねして楽しそうにしています。いろいろな感情が芽生えてコントロールできない今の時期にちょうど良い内容だと思いました。(2歳の保護者)
普段できない「気持ち」について会話をするきっかけになりました。嬉しい気持ちや、イライラしたときどうするのか、本を読みながら落ち着いて子どもの考えを聞くこともできました。息子は小学校低学年ですが、気持ちを表現するのが下手なのか、よく泣いたり怒ったりしています。イライラするとき、自分の力でどう解消するのかこの絵本をきっかけに考えてほしいと思いました。(4歳、8歳の保護者)
「そういう考えがあるのか!」と目から鱗でした。 どうしても親が子どもをコントロールしようとしてしまいますが、子どもが自分で心を整えられたら成長したときにも役に立つだろうなと。うちの子は「おこりんぼれっしゃ」がお気に入りなので、「おこりんぼバイバイ」を繰り返し伝えていきたいと思います。(3歳の保護者)
【対象年齢】2歳,3歳,4歳,5歳,6歳,小1,小2
【追加情報】
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子どもが自分のどんな感情とも向き合えるように。マインドフルネス実践の絵本