【内容紹介】―ぼくは < しっぱいさく > ? < かんぺき > じゃないかもしれない。
バーナバスは半分ネズミで、半分ゾウの人工ペット。ここは、ペットショップの地下にある人工ペットの研究所。 < しっぱいさく > の烙印を押されたバーナバスは作りなおされる運命に…。でも、バーナバスは自由を求め、できそこないの仲間たちと力を合わせて危険な冒険にのりだします。
2020年カナダ総督賞・絵本賞、Amazon U . S . A 2020ベスト絵本など数多くの賞を受賞! 世界10か国以上で翻訳出版! 世界的絵本作家ファン・ブラザーズによる珠玉の冒険ファンタジーです。同著『夜のあいだに』に続いて、原田勝(はらだまさる)氏の訳で日本語版の刊行が実現しました。
< ここがスゴイ! >
●何回も読み返したくなる!
作品は細かく世界観が作りこまれています。
例えば、主人公のバーナバス以外にも、個性的な人工ペットが20種類以上登場。
お気に入りの一匹を探しながら読んでみては?
●読み応えたっぷり!
全部で72ページの大長編。
1ページごとの文章は少なめに、心地よいテンポと頭に入りやすい文にこだわりました。
総ルビで読みやすく、特に就学前の幼児から小学校低学年生くらいの少し長めの絵本に挑戦したい方におすすめです。
さらに絵にもずっと見ていたくなる細やかで美しい描きこみがたくさん。
文章にも絵にもたっぷり浸れる、大満足の一冊です。
●ワクワク、ドキドキのストーリー展開
「しっぱいさく」のバーナバス。自由を求めて行動した先に待っているのは…?
スリル満点の物語は、人生の夢や希望、それに伴う葛藤や友情を温かく描いています。
子どもだけでなく大人も、映画を観るような感覚で楽しめます。
< 著者・ファン・ブラザーズより >
『バーナバスの だいだっそう』を日本のみなさんにもおとどけできること、たいへんうれしく思います! わたしたち兄弟は、心から楽しんでこの物語を考え、絵を描きました。どうかみなさんにも楽しんでもらえますように。
< 訳・原田勝氏より >
『夜のあいだに』に続いて、大好きなファン兄弟の作品を翻訳する機会をいただき、うれしいかぎりです。この本は、原作のカバーを見たとたん、ガラスびんの中から、じっとこっちを見ているバーナバスの瞳に心をつかまれてしまいました。物語はスリリングな脱走劇ですが、「みんな、ちがっていてあたりまえ、助けあって前をむいて進んでいこう」というメッセージがこめられています。でも、なにより、個性ゆたかに描きわけられた、二十種類をこえる〈できそこない〉の人工ペットたちの絵がとっても楽しい。どれも、まねして絵に描きたくなる「かわいい(? )」ペットたちばかり。読者のみなさんには、ページをめくりながら、好きなキャラクターの絵をたくさん描いてほしい!
【対象年齢】3歳,4歳,5歳
【追加情報】
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2020年カナダ総督賞・絵本賞受賞! 世界10か国以上で翻訳され大評判!『夜のあいだに』も描いたファン・ブラザーズの傑作冒険ファンタジーが日本上陸!