【内容紹介】

物語の主人公は、つやのある長～い三つ編みがチャームポイントのマヤ姫。美しい山々にかこまれたレパリ王国の王女さまです。
はずかしがりやで、あがりしょうのマヤ姫が、国をあげてのお祭り、スプリング・フェスティバルで、勇気ある王女さま、ナッティ姫、ロザリンド姫、サマー姫と出会い、強くかしこく成長していきます。


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★★【原作者にインタビュー！】 物語原作を書いたのは、教師出身の人気児童書作家！ ★★

イギリスでくらすポーラ・ハリソン氏に、作品にこめた思いや、作家への道のりなどを話してもらいました。


―― 作家になりたいと思ったのは、いつごろでしたか？

６さいごろです。ノートに物語を書きはじめて、それを「ほんものの本」にしたいと思ったのです！

―― 児童書の作家になるために、努力したことは？

こども向けの本をたくさん読み、教師になってこどもと向きあう仕事をし、こどもが何を読みたいのかを学びました。

―― デビュー作であるこのシリーズの出版が決まるまでのいきさつで、心に残っていることは？

原稿を数社に送りましたが、返事がありませんでした。でもあるとき、ひとりの編集者さんから連絡があり、会いたいといわれたのです。何度かやりとりした後、契約を結びたいというメールがとどきました。ちょうどこどもの夕食を作っているところで、おどろきのあまり、料理していた魚をこがしてしまったの！

―― このシリーズが発売後わずか数年でミリオンセラーになったとき、どんな気持ちでしたか？

世界中のこどもたちが楽しんでくれることになるなんて、恐縮しつつもおどろいています。この本をきっかけに、たくさんの読者がはじめてひとりで本の最後まで読めたり、本に心から興味を持てたりしたようです。とてもうれしく思いました。

―― マヤ姫の物語にはどんな思いをこめましたか？

マヤ姫の物語には、どんなにたいへんでも正しいことをつらぬいて、というエールをこめています。わたしと同じように魔法と冒険が大好きな子なら、楽しく読んでもらえるんじゃないかな。

【対象年齢】

小3,小4